第11回【ヒロマミの知っ・得・美コーナー】

私たちの体内ではつねに穏やかな酸化(老化)が起きています。その原因となり酸化を促すものの代表は活性酸素です。活性酸素には免疫機能を高めて、ウイルスや細菌感染を防ぐ働きもありますが、逆に病気の9割に活性酸素が関わっていると言われています。現代社会では活性酸素発生の外的要因として、化学合成物質(化粧品・医薬品・洗剤・食品添加物など)、環境汚染(オゾン層の破壊による紫外線の増加、自動車の排気ガスなど)、電気製品の電磁波(携帯電話・パソコン、テレビ・電子レンジなど)などがあります。また、美容ではニキビ、シミ、しわ、かぶれなどほとんどの肌トラブルにも活性酸素が関与しているといわれています。生命力あふれる天然の植物は数多くの抗酸化成分を持っているので、こうした肌トラブルや老化を止めるのに役立ちます。化学合成成分を避け、植物由来の化粧品を使用することで素肌を活性酸素から守ることに繋がります。活性酸素が増えると身体が酸化して、様々な不調に繋がり、老化も加速します。美と健康にとっては、いかに活性酸素を抑えるかが大切になりますね。