第15回【ヒロマミの知っ・得・美コーナー】

何気なく目にしている化粧品の表記ですが、意外に正しく理解していないまま、感覚で選んだりしていることが多いと思います。私も以前は、その一人でした。スキンケアは、医薬品・医薬部外品・化粧品のどれかに分類されます。

分かりづらいのは、医薬部外品と化粧品の違いですよね。医薬部外品と書かれていると、普通のものより、効き目が高く、安全であると感じませんか?

実はそうとも限らないのです 医薬部外品は、有効成分''が一定濃度で配合せされている製品で、効果、効能を明記できます。つまり、化粧品は「〜に効く」などとパッケージに記載出来ませんが医薬部外品は、効き目を表記できるのです。医薬部外品の方が効果があると思えますが、ここにはチョットした落とし穴があります。

薬機法で、化粧品は成分を全て表示しなければならないのに対し、医薬部外品は、全成分表示の義務がないのです。有効成分が入っているのは事実ですが、その他の成分は、ごまかせるとも言えます。むしろ化粧品の方が明らかに全成分が分かります。

 

食べ物のパッケージ同様、裏の成分表示を見て選ぶようにしたいですね。